飲む点滴!? 栄養バランス満点の健康ドリンク「甘酒」
もう春ですね。3月と言えば、雛祭り。今回のテーマは、雛祭りに欠かせない甘酒です。名前に「酒」という文字があるのに、アルコール度数が1%未満ということで清涼飲料水のカテゴリに入る甘酒。子どもでも飲めるのは、お酒ではなかったからなんです。この甘酒、実は健康によい飲み物だということを知っていますか?
◆甘酒で、おいしく手軽に健康を手に入れよう!
米、米麹、水から作られる甘酒に含まれている栄養素はさまざまです。最も多く含まれているのは、米の主成分でもある糖質で、身体が活動するために不可欠なエネルギー源となりやすいブドウ糖の形で存在しています。さらに、体内でエネルギー代謝を活発にするビタミンB1、B2、B6をはじめとしたビタミンB群が豊富。ほかにも、体内で合成することができない必須アミノ酸も充分に含まれています。糖質、ビタミン、たんぱく質といった良質な栄養素をたっぷりと含む甘酒。その栄養バランスは、栄養補給用の点滴に匹敵すると言われるほどです。
また最近では、漬物、味噌、しょうゆ、納豆などの植物性の発酵食品が、健康によいと注目されています。その理由は、それぞれの発酵菌が、各食品の保持している栄養素をより吸収しやすい形に変化させたり、倍増させたりするため。世界的に日本食が健康食だと言われているのも、こういった植物性の発酵食品の多さにも理由があります。とても手軽に栄養補給ができる甘酒。雛祭りシーズンにはたくさんの種類が出回るので、いろいろと飲み比べて自分に合う味を見つけてみるのもいいかもしれません。
◆江戸時代は夏バテ予防の健康ドリンクだった!?
今は身体を温めてくれる効果から、冬に飲まれることが多くなりましたが、江戸時代には夏バテ予防にと、冷やして夏に飲まれることが多かったのだとか。昔から、健康ドリンクとして愛されてきた甘酒。そんなおいしい健康ドリンクを自分で作ってみてはいかがでしょうか? そこで、今回は魔法瓶を使ってできる簡単な甘酒レシピをご紹介。材料は、米と米麹と水だけ。できあがったものは、冷凍すれば長期保存も可能です。
【材料】
ごはん 100g、米麹 100g、水 300cc
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【作り方】
1. 鍋に水とごはんを入れ、60℃になるまで温める。※温度計がない場合は、鍋の中に指を入れ、2〜3秒で我慢できなくなるくらいの温度が目安です。
2. 1.に米麹を入れ、弱火にかけて60℃になったら火を止め、魔法瓶に移して5〜6時間置く。
3. 2.を鍋に移して60℃まで熱し、また魔法瓶に戻して5〜6時間置く。
4. 3.でできた原液を約倍量の水で薄め、砂糖を加えてひと煮立ちさせたらできあがり。
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