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文/管理栄養士 志水あい   →バックナンバー

冬の美肌は、今からつくる潤い肌が決め手

まだ夏なのに、もう冬のことを考えるの!? と思った方もいらっしゃるかと思います。でも、美しい肌であり続けるには、ダメージを受けてしまった肌のことを考えることも大切ですが、それ以上に先のシーズンのことを考えることが大切なのです。そこで今回は、次のシーズンに向けて必要な美肌つくりのテクニックをご紹介したいと思います。

◆今食べたものが、冬の肌になる

 夏と違い湿度が低く空気自体が乾燥している冬は、身体を取り囲む空気が乾燥しているので、肌から水分が蒸発しやすくなります。水分が蒸発することによって起こるのが、カサカサの乾燥肌。この乾燥肌を予防するには、乾燥肌になってしまう前に、水分が蒸発しないように肌の表面をカバーしなければいけません。

 また、肌の表面のカバー以上に大切なのは、乾燥に強いうるおいのある肌づくり。これこそが、今から行うべき本当の乾燥肌対策。私たちの身体の中にある様々な細胞は、古いものと新しいものが入れ替わるのに、3〜4ヶ月かかると言われています。それに加えて、肌はいくつもの層から成り立っており、それらの層が順に約1ヶ月かけて表面に表れるので、新しい細胞が肌表面に表れるには4〜5ヶ月がかかってしまうのです。つまり、今つくり出される肌細胞は、12月、1月に肌表面に表れるということ。乾燥しにくい肌をつくるには、今から保湿効果のある栄養素をしっかりと摂取して、健康な肌細胞を生み出すことを考えることが重要なのです。


◆プルプル肌の素をたくさん食べよう

 プルプル肌をつくる栄養素はヒアルロン酸です。鶏肉の皮や豚足、魚の目、フカヒレ、海藻(ぬめり成分)などに含まれている栄養素。ヒアルロン酸は、水分を溜め込む性質があり、うるおいのある美しい肌づくりには欠かせないものです。

 しかし、ヒアルロン酸だけを摂取しても、美しい肌は完成しません。この他にも、コラーゲンなどの肌の材料となる栄養素の補給も重要。コラーゲンを摂取するには、大豆、卵、肉、魚などの良質なたんぱく質を含む食べ物がおすすめ。中でもおすすめなのが、鶏肉(皮付き)と卵の組み合わせです。卵黄には、ヒアルロン酸の保湿効果をアップさせるビタミンB2が豊富に含まれており、鶏肉の良質なたんぱく質、ヒアルロン酸とともにうるおいのある肌づくりを助けてくれます。

 日常の紫外線対策に忙しい夏ですが、目先のダメージばかりに気を取られて、未来の美肌を損なわないよう、先のことを考えながらトータルケアを行うように心がけておきましょう。