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文/管理栄養士 志水あい   →バックナンバー

新生活を賢くスタート!
気持ちよく春を過ごすコツ

4月になりました。新しい年度は、仕事が変わったり新しいことを始めたりと、何かと生活に変化が出るときですね。環境の変化は、気分転換になりますが、時にはストレスの原因となることも。そこで、春を楽しく快適に乗り切るための方法をお送りします。

◆ストレスが原因で起こりやすい症状のNo.1は「胃痛」

日常よく経験する胃痛・胸やけ・むかつき・もたれなどの胃の不快な症状。ちょっと食べ過ぎた、仕事でストレスが……というちょっとしたことでも胃は調子を崩します。

私たちの体の中でも、胃はストレスに対してデリケートです。忙しい毎日を送る現代人は、胃痛・胸やけなどの不快な症状に悩まされることが少なくありません。まずは胃の症状について少し考えてみましょう。

  • 胃が痛む
    アルコールや刺激性の強い食品の影響、あるいはストレスの影響で、胃粘膜が荒れていることが考えられます。
  • 胃がもたれる
    加齢や体調によって胃が弱り、胃の運動が低下していることが考えられます。
  • 膨満感がある
    食べ過ぎ、飲みすぎなどにより、胃の働きに対して負担が大きくなっているようです。

◆胃痛はどういった時に起こるのか?

胃痛は、胃や十二指腸の粘膜が様々な原因で障害されたり、強い収縮が起きたりしたときに、痛みや膨満感、悪心などの症状としてあらわれます。

主な原因は、ストレス、暴飲暴食、アルコ−ル、喫煙、遺伝的素因など。これらによって、急性・慢性胃炎や、胃・十二指腸潰瘍が引き起こされるのです。予防方法は、ストレスをためない、刺激のある食べ物ばかりを食べない、飲酒・喫煙は控えるといったこと。我慢をして、余計にストレスをためるのはよくないですが、身体のことを考えながら少しずつ心がけてみてください。

◆胃痛になったときの食事療法

どんなに予防をしても、胃が痛くなってしまうことはあります。胃と心は、本人が思う以上に密接なつながりがあり、ちょっとしたことで影響を受けてしまうのです。

気づかないうちになってしまう胃痛、どうしても防ぎきれなかったときは、痛んだ胃を食事でケアしてあげましょう。まず、補給したい栄養素はビタミン類。ビタミンA、B1、B2、B6、C、ナイアシン、パントテン酸などは、胃の粘膜を強く健康にしてくれる栄養素です。

これらの栄養素がたくさん含まれている食品はやっぱり野菜。ビタミンが豊富な野菜を胃に負担をかけないよう、煮たり、茹でたりして柔らかくして食べるようにしましょう。焼く、揚げるといった調理方法は、油を使用するため胃の負担が大きくなるのでおすすめできません。

キャベツや菜の花、アスパラガスといった春の旬菜を茹でて、温野菜サラダにしたり、スープにしたり、さまざまな味を楽しんでください。いろいろとアレンジをして楽しむのも、ストレス解消にいいかもしれませんよ。