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文/管理栄養士 志水あい   →バックナンバー

もしかして、PMS?

イライラする……
やる気が起きない……
カラダが思うように動かない……
ただ単に疲れているだけ? と思ってしまいがちな、これらの症状……。
もしかすると、PMSかもしれません。

◆PMSって何!?

生理の1、2週間前に起こる異常なイライラや腰痛などの症状のこと。最近、20代から30代の女性に急増している症状です。さまざまな環境要因により体調が崩れ、ひどい場合には動けなくなることもある病気。しかし、認知度が低い、症状が分かりづらいということもあり、病気として理解していない方が多いようです。

過度のストレス、ホルモンバランスの乱れ、ビタミン・ミネラルの不足、代謝異常などで発症しやすくなると言われています。これらの原因の元は、間違った食生活。PMSを予防するためにも、きちんとした食生活を心がけましょう。

◆こんな人は、要注意!

  • ストレスが多い
    ストレスがたまると、体内の栄養素を無駄に消費してしまいます。中でも、ビタミン・ミネラルを大量に奪ってしまうのです。ビタミンやミネラルが不足すると、身体はうまく機能しません。ホルモンの合成がうまくできなくなったり、糖質や脂質を代謝できなくなったり……。ホルモンバランスの崩れは、PMSの大敵。不足しがちな栄養素は、こまめに補給するように心がけましょう。
  • 肉食中心の食生活
    血液中のインシュリン濃度が高くなるほど、PMSの危険性が高くなります。肉食中心の食生活は、インシュリン濃度を高める要因。偏った食事は、控えるようにしましょう。
  • 甘いものをよく食べる
    PMSになると、甘いものが欲しくなります。これは、栄養素が足りていない証拠です。何かで補おうと、甘いものを欲するのです。しかし、これは逆効果。砂糖をたくさん摂ることによって、マグネシウムなどのミネラルが尿として排出されてしまい、症状を悪化させることになってしまうのです。
  • 運動不足
    セロトニンという脳内物質が少なくなると、PMSの発症率が高くなります。セロトニンは体内時計をつかさどるホルモン。運動不足が続くと体内時計が狂いだし、セロトニンの分泌が悪くなってしまいます。日々の生活で、適度な運動を心がけて、正しい身体のリズムを保ちましょう。

★忙しくても……

朝食を抜いたり、昼食をパンだけで済ませたり……忙しいからといって、食生活をおろそかにしていませんか? PMSは、日々の不摂生が蓄積され、症状となって表れます。病気になってしまう前に、きちんと予防をしましょう。不足しがちなビタミンやミネラルを補うには、野菜が必要不可欠。一日の野菜摂取量の目安は、350g以上(野菜中心のおかず5品分)です。忙しい生活を送っていると、なかなか難しいことかもしれませんが、できる限り目安量に近づけるように頑張りましょう!